サウジアラビアSALIC社、宇農業企業「ムリーヤ」社を獲得

サウジアラビアの投資企業SALIC社がウクライナの大型農業企業ムリーヤ社を獲得した。これにより、独立後、農業分野で最大の契約が結ばれたことになる。

ポロシェンコ大統領が、ムリーヤ・ファーミングPLC社とSALIC社の契約締結式典で述べた。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ポロシェンコ大統領は、「SALIC社による、農業企業ムリーヤ社獲得の決定は、非常に大きな出来事であり、外国投資企業にウクライナへ投資する準備があること、投資環境と投資家達の我が国への態度を大きく変化させる準備があることを示す出来事である」と述べた。

ポロシェンコ大統領は、SALIC社はサウジアラビアの政府系ファンドが所有する企業であり、今日、世界の農業ビジネスの分野で最大の投資企業の一つであると指摘した。

また大統領は、SALIC社とムリーヤ社の契約は最大のものであり、ウクライナの独立後の歴史において、農業分野では最大の買収であり、このような規模の投資は2014年のロシアの侵略開始以降、ウクライナ経済全体で最大のものであると強調した。

大統領は、「この契約はウクライナの土地の買収ではない。これは、ウクライナの資産の購入であり、ウクライナの農業コンプレクスへの投資レベルの向上、そしてウクライナに現在入ってきている技術のレベルの向上を意味する」と強調した。

大統領は、外国の投資は収穫量と輸出の増加を促進し、外貨の獲得につながり、新しい雇用を生み出すと述べた。