キーウ市長、温水供給の再開を発表。市議会、ナフトガス社への負債を承認

キーウ(キエフ)市議会は、キーウエネルホ社が国営企業ナフトガス社に対して抱える負債を公共企業キーウテプロエネルホ社に引き受けさせる決定を採択した。

キーウ市議会議員76名がこの決定に賛成した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ヴィタリー・クリチコ・キーウ市長は、「私たちは、極めて難しい決定を採択した。この決定は、消費用ガスの負債問題解決にとっての決定的なステップである。ナフトガス社との合意締結に向けても、キーウ市へのガス供給再開、つまり、エネルギー供給、暖房供給にとっても決定的である」と述べた。

同市長は、このステップはキーウ市民の住居への温水供給再開を可能にすると述べた。

これまでの報道では、ナフトガス社は、民間企業キーウエネルホ社の負債を理由に、キーウ市に対するガス供給を停止していた。この負債額は、約50億フリヴニャに上り、そのうち12億フリヴニャは罰金、38億フリヴニャが個人と法人の負債であった。