EU、ウクライナの欧州統合路線記載の憲法改正の動きにコメント

欧州連合(EU)は、憲法に不可逆的な欧州統合・欧州大西洋統合路線を記載するウクライナの権利を尊重するが、一方で、ウクライナ・EU連合協定が定める改革を継続しなければならないことを指摘した。

EU報道官がウクルインフォルムの記者に対してコメントした。

EU報道官は、「憲法を改正すること、自国の戦略的目的を定めることは、各国の主権的権利である」と述べた。

同時に、EUは、ウクライナ・EU連合協定は改革進展とウクライナの欧州間の(制度)接近を通じて、ウクライナとEUの経済統合を進め、政治連合を深めていくことを定めるものであり、7月9日に開催されたウクライナ・EU首脳会談でもそのことは確認されていると喚起し、「そのため、私たちは、深化した包括的自由貿易圏を含むEU・ウクライナ連合協定の可能性を完全に活かすために、同協定を履行することに完全に力を注いでいる」と述べた。