米国とデンマークでのウクライナ航空機操縦士の「F16」訓練は最終段階=空軍報道官

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ウクライナのイェウラシュ空軍報道官は11日、米国とデンマークで行われているウクライナ航空機操縦士の戦闘機「F16」訓練はもう最終段階に入っていると発言した。

イェウラシュ空軍報道官がメディアセンター・ウクライナ=ウクルインフォルムにおける記者会見時に発言した。

イェウラシュ氏は、「現在、私たちのところでは、いくつかのグループのいくつかの準備段階が同時に進んでいる。とりわけデンマークと米国で訓練を受けている操縦士たちは最終段階にある」と発言した。

同氏はまた、ウクライナの操縦士たちはウクライナで彼らが直面する課題における技術を高める訓練を受けていると発言した。そして同氏は、「『シャヘド』や巡航ミサイルや、航空誘導ミサイルといった、小型標的に対する攻撃を練習している」と説明した。

その他同氏は、ウクライナへの戦闘機「F16」の供給時期については話すべきではないと指摘した。その際同氏は、「私たちのパートナーたちは、おしゃべりではない。F16に関することは全て、閉ざされた扉の向こうで行われている。時期についても、私たちは話していない」と述べた。そして同氏は、「ある種の戦略的不確実性は、突然性と思わぬダメージのための瞬間を私たちに与えるものだ」と強調した。

これに先立ち、オロングレン・オランダ国防相は、同国はウクライナに合計で24機の「F16」を供与するつもりだと発言していた。