ポーランドはウクライナ軍操縦士のF16訓練を支援する準備がある=ドゥダ大統領

ポーランドのドゥダ大統領は17日、同国はウクライナ軍操縦士の戦闘機F16訓練プロセスを支援する準備があると発言した。同時に、ポーランドは同機をウクライナに供与できるだけの数を保有していないとも述べた。

ドゥダ大統領がレイキャビクで開催された欧州評議会首脳会談の会場で発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ドゥダ氏は、ポーランドは、ウクライナ支援の絶対的な最前線に立っていると述べ、これまでに300両以上の戦車と「ほぼ全ての戦闘機MiG29」をウクライナに供与したと伝えた。同氏はまた、ポーランドは、対ウクライナ軍事支援の水準で、米国と英国に注ぐトップ3の座についていると指摘した。

同時に同氏は、「しかし、私たちはF16は相対的に少数しか保有していない。私たちは、ウクライナ操縦士の訓練プロセスは支援する準備があるし、それについては私は、副首相、(ブワシュチャク)国防相と話してきたし、それに加わる準備がある。他方で、私たちのところにあるF16の機数では、そのウクライナへの提供を話すことは、それがどのような数であれできない」と発言した。

同氏はまた、ポーランドはウクライナに対して旧ソ連製戦闘機MiG29の体系的供与は行う準備があると述べた。同氏は、それには「一定の問題がある」とし、一部の機体は北大西洋条約機構(NATO)基準で運用されており、NATOの「エアポリシング」ミッションに用いられているからだと伝えた。

同時に同氏は、「しかし、私たちは、徐々に航空機を渡していくことを約束したのであり、そうしている」と述べた。