イタリア、ウクライナへの新たな武器支援を準備 防空システムなど

イタリアは、フランスとともに、ウクライナに対して、防空システム「SAMP/T」を提供する。

タヤーニ副首相兼伊外相が伊コリエーレ・デラ・セラ紙へのインタビュー時に発言した

タヤーニ氏は、「紛争はできるだけ早く終わらねばならない。しかし、その際ウクライナの同盟国は、同国の独立を巡る戦いを助けるために、私たちがあらゆる努力をしなければならないことを理解しておかねばならない」と発言した。

同氏はまた、イタリアはすでにウクライナに対して、総額は約10億ユーロとなる5回の軍事支援を提供したとし、現在防空システムを含む6回目の支援を準備しているところだと伝えた。

そして同氏は、「フランスと協力して、私たちは、(防空システム)SAMP/T展開を終えるところだ。そして、その他私たちが秘密裏に作業している方策もある」と指摘した。

同氏はさらに、ロシア・ウクライナ紛争はロシアの偽情報を増幅させたと述べ、その毒のある現象には断固として対抗しなければならない、嘘と毒の餌食になってはいけないと指摘した。