リトアニア、NATOへウクライナへの加盟行動計画付与を提案へ

リトアニアは、北大西洋条約機構(NATO)加盟国に対して、ウクライナへ加盟行動計画(MAP)を与えることを提案する。

リトアニアオのランズベルギス外相がゴンサレス・スペイン外相ととの会談後共同記者会見時に発言した。ニュースサイト「デルフィ」が報じた

ランズベルギス外相は、「私たちはもうすぐ、ウクライナへのMAP付与可能性をもう一度検討するよう、同僚に書簡で呼びかけることになる。(中略)私は、NATOがウクライナへのMAP付与をもう一度提案できると確信しており、私たちは、その問題をバルト諸国の同僚たちと調整し始めた」と発言した。

同外相は、「それは、ウクライナは環大西洋方針を選んだのであり、NATO諸国から返答があった、というロシアへの強力なシグナルとなろう」と発言した。

なお、ゼレンシキー大統領は最近、NATO加盟行動計画(MAP)のウクライナへの付与の重要性を繰り返し強調している。例えば、2月24日、ゼレンシキー大統領は、キーウ(キエフ)を訪問していたランズベルギス・リトアニア外相に対して、ウクライナは「高次機会パートナー(EOP)地位獲得後は、MAPを得なければならない。そして、私たちはNATO加盟国となるのだ」と発言していた