12月22日、OSCE監視団、ドンバスにて162回の停戦違反を確認

12月22日、欧州安全保障協力機構(OSCE)ウクライナ特別監視団(SMM)は、ドネツィク州にて46回、ルハンシク州にて116回の停戦違反を確認した。

23日発行のSMM日報第305/2020に書かれている

日報には、ドネツィク州では46回の停戦違反を確認、その内17回が爆発であり、違反の大半はシローキネから北(97回)とドネツィク浄水場近辺にて確認されたと書かれている。

ルハンシク州では計116回の違反を確認、そのうちの17回が爆発であり、違反の大半は、ゾロテーの兵力引き離し地点から北とポパースナから南で確認されたと書かれている。

また、SMMは、7月22日付の三者コンタクト・グループ(TCG)会合の合意にしたがい、7月27日0時1分から開始された停戦体制において、SMMは少なくとも4444回の停戦違反を確認しており、その内1981回が爆発、395回が飛来した不明爆発物、57回が銃口の閃光、42回が閃光弾、1969回が銃撃音だと説明している。

写真・表・地図:SMM