大統領、大統領府国防・安保担当副長官を交代

ゼレンシキー大統領は、アンナ・コヴァレンコ大統領府副長官を解任し、同職にロマン・マショヴェツ氏を任命した。

4月22日付大統領令が大統領府ウェブサイトに掲載された。

大統領令第153/2020には、「ロマン・マショヴェツ氏をウクライナ大統領府副長官に任命する」と書かれている。

また、大統領令第152/2020にて、アンナ・コヴァレンコ氏が同副長官職から解任されている。

同時に大統領府広報室は、アンドリー・イェルマーク大統領府長官は、22日の安全保障・国防問題会議の際に、自身の新しい副長官としてロマン・マショヴェツ氏を紹介したことを伝えている

発表によれば、マショヴェツ氏に提示された主要な課題の一つは、国家安全保障・国防戦略等の作成作業を終わらせることだとのこと。

マショヴェツ氏はまた、防衛・安全保障分野関連の文書の見直しが必要だと強調した。

ロマン・マショヴェツ氏は、1976年生まれ、軍事外交アカデミー卒。軍事情報・特殊任務退役兵。2014年7月からウクライナ軍のための軍事技術支援に携わってきた人物。ウクライナ軍特別作戦科創設に関わっている。