ゼレンシキー大統領、ドンバス地方を訪問 ノルマンディ4国首脳会談前に

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ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は、6日、ウクライナ東部ドンバス地方を訪れ、統一部隊作戦圏のウクライナ軍人たちの前で演説を行った。

大統領府がフェイスブック・アカウントにて伝えた

ゼレンシキー大統領は、ノルマンディ4国首脳会談の前に軍人たちと会いたいと思ったと述べた。大統領は、「私にとって、今日ここ、統一部隊作戦圏にいることは、非常に重要なのだ」と述べ、「今、私たちは一日中、ウクライナ領ドンバスの長らく苦しんでいる大地へ、平和を取り戻すために仕事をしている。世界中が、ウクライナは平和を外交的手段で達成し、ウクライナ軍は今後も外交的努力が結果をもたらす際の保証であり続けるということを見ている。信じて欲しいのだが、あなた方の力、サポートを感じると、交渉ははるかにやりやすくなるのだ」と発言した。

大統領は、正にそのために、12月9日の4国首脳会合の数日前に、個人的に軍人たちと会うことが自分にとって非常に大切なのだと強調した。

写真:大統領府広報室

また大統領は、ウクライナ軍を北大西洋条約機構(NATO)基準に近づけ続けると発言した。大統領は、「ウクライナ軍にとっての不可欠な変化を実現すべく私たちはあらゆることを行う。私たちは、言葉ではなく、行動でもって、軍をNATO基準に近づける」と発言した。

なお、12月6日は、ウクライナ国軍の日に定められている。