ロシアは自国軍をウクライナ東部から撤退させねばならない=NATO事務総長

ロシアは、全ての自国軍と将校をウクライナ東部から撤退させ、不安定化を止めねばならない。

30日、オデーサ訪問中のストルテンベルグ北大西洋条約機構(NATO)事務総長がクレーバ副首相との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

事務総長は、「私たちは、平和的紛争解決、兵力引き離しに向けた全ての努力を歓迎するし、このウクライナ東部の紛争が平和的かつ外交的に解決されることを望んでいる。私たちは、ゼレンシキー大統領がこの方向で始めた新たなイニシアティブ、新たなダイナミズムを歓迎している。しかしながら、ロシアがミンスク諸合意を履行するという明確な責任を有していること、ロシアが全ての自国軍、全ての将校をウクライナ東部から撤退させねばならないこと、ウクライナの不安定化を止めねばならないことを、私たちは明確に述べなければならない」と発言した。

なお、30日、南部オデーサには、ヤン・ストルテンベルグNATO事務総長が訪問している。同事務総長は、NATO加盟国の艦隊4席が寄航したオデーサ港を視察した。