OSCE監視団、10月15日、停戦違反の減少を確認

東部情勢

欧州安保協力機構(OSCE)ウクライナ特別監視団(SMM)は、10月15日、ウクライナ東部で停戦違反を約800回確認、爆発件数をドネツィク州で206回、ルハンシク州で1回確認した。

16日に発行されたSMM日報に書かれている

日報内の表によれば、14日午後7時30分までに確認された停戦違反は、約800回。

ドネツィク州に関しては、SMMは停戦違反件数の減少を確認したとあり、とりわけ、爆発確認件数は前日の325回に比べ、206回に減少したと伝えた。

同州の停戦違反の大半は、ピシチェヴィク(政府管理地域、ドネツィク市から南84キロ)から南、南南東、シローキネ(政府管理地域、ドネツィク市から南100キロ)から北、北北東、北東、ベレーゾヴェ(政府管理地域、ドネツィク市から南西31キロ)から南東で確認されたと書かれている。

ルハンシク州に関しても、SMMは停戦違反件数の減少を確認したと伝え、とりわけ、爆発確認件数は前日の6回に比べ、1回に減少したと書かれている。

同州の停戦違反の大半は、ゾロテー(政府管理地域、ルハンシク市から西60キロ)から東、東北東、ペルヴォマイシク(非政府管理地域、ルハンシク市から西58キロ)から北東にて確認されたと報告されている。

写真:OSCE