ダニリューク安保会議書記、大統領に辞表を提出

オレクサンドル・ダニリューク国家安全保障国防会議(NSDC)書記が辞表を提出した。

27日、大統領府がテレグラム・チャンネルで伝えた

発表には、「オレクサンドル・ダニリューク氏のNSDC書記職からの辞任の情報に関して発表する。ダニリューク氏は、ヴォロディーミル・ゼレンシキー氏の第74回国連総会出席のための米国訪問出発前に、ウクライナ大統領宛に辞表を書いた。大統領は、キーウ(キエフ)帰還後に検討する」と書かれている。

また、ダニリューク氏本人は、自身のフェイスブック・アカウントにて「私の辞表に関する情報を認める。大統領の決定まで現職に残る」と書き込んだ。

なお、これまで複数の報道機関が、ダニリューク氏が辞表を書いたとする関係者発言を報じていた。また、報道では、ダニリューク氏が駐英ウクライナ大使に任命されるかもしれないと伝えられている。

ダニリューク氏は、本年5月28日にNSDC書記に任命されていた。

また、2016年4月から2018年6月までは、財務相を勤めていた。

2019年の大統領選挙の際には、ゼレンシキー(当時)候補の補佐官を担っていた。