東部ルハンシク州武装集団支配地域にてOSCEの無人機が消失

欧州安全保障協力機構(OSCE)ウクライナ特別監視団(SMM)は、ウクライナ東部ルハンシク州の武装集団支配地域のベルジャンカ付近にて、無人機が墜落した。

19日にSMMが公開したスポットレポートに書かれている。

レポートには、「2月18日、13時27分から13時38分の間、SMMの長距離無人機(UAV)は、コンタクト・ライン付近、(ルハンシク市から西に49キロメートル、非政府管理地域)ドネツィキーの近く、約6000フィート高度を飛行中に、デュアルGPSジャミングを受けた」と書かれている。

そして、13時38分、ベルジャンカ(Berdianka、ルハンシクから西に45キロ、非政府管理地域)から南東約600メートル地点にて、コントロール不能な状態で回転し始め、高度を失っていったとある。SMMは、同無人機が同地で墜落したと評価していると伝えている。

そして、「SMMは、ベルジャンカ上空にミニUAVを発進させたが、長距離UAVの場所は特定できなかった」と書かれている。

SMMは、本件のフォローを継続すると伝えた。