元被占領地域問題省次官の逮捕継続=反汚職裁判所、一審を確定

高等反汚職裁判所控訴院は、元一時的被占領地域・国内避難民(IDP)問題省次官であるユーリー・フリムチャク容疑者に関し、一審の判決を維持し、逮捕を継続した。

15日、高等反汚職裁判所控訴院が公表した

発表には、「裁判審議の結果、裁判官団は、弁護側控訴要求を退けた。この決定は、発表の時点で法的効力を得る他、上告対象にはならない」と書かれている。

これに先立ち、2019年8月14日、ユーリー・フリムチャク元次官とその親族イーホル・オウジイェンコ氏が、110万ドルの現金違法要求の容疑で拘束されていた。

8月16日、チェルニヒウ市の地区裁判所が、フリムチャク容疑者の未決囚予防措置として、600万フリヴニャの保釈金設定の上での60日間の逮捕期間を設定した。

11月14日、同逮捕期間が延長された。

12月24日、高等反汚職裁判所の予審判事は、フリムチャク容疑者の逮捕期間を更に53日間延長した。その際、保釈金額は199万9761フリヴニャと変更されている。

写真:24局