ドゥブネヴィチ容疑者、保釈金により釈放

最高会議議員であり、国鉄の資金横領容疑がかけられているヤロスラウ・ドゥブネヴィチ氏は、9000万フリヴニャの保釈金により釈放された。

8日、オレクサンドル・タナナキン弁護士が発言した。ニュースサイト「グラーティ」が伝えた

なお、同容疑者は、裁判所の決定により、保釈後も位置情報の把握のための電子ブレスレット着用が義務付けられている。また、容疑者は、国外渡航用旅券も捜査官に提出した。

これに先立ち、11月2日、高等汚職裁判所は、国鉄ウクルザリズニツャ社の資金からの9320万フリヴニャの横領容疑のかかっている最高会議議員のヤロスラウ・ドゥブネヴィチ氏に対して、裁判前予防措置として、1億フリヴニャの保釈金を設定した上での逮捕判決を採択していた。

7日、高等汚職裁判所の控訴院は、この予防措置の保釈金額を9000万フリヴニャに変更していた。

8日、同容疑者の弁護士オレクシー・シェウチューク氏は、保釈金は既に払われたと伝えていた。