保安庁発表:ロシアの特殊機関が計画していたハルキウ地下鉄でのテロを未然に防止

保安庁(SBU)は、重要インフラ保護の防諜包括方策の一環で、ハルキウ市地下鉄でテロを未然に防いだと発表した。

22日、SBU広報室が発表した。

発表には、「SBUの作戦部隊は、ロシア連邦の特殊部隊がハルキウ市民を雇い、同市地下鉄駅の一つにてテロを計画していたことを摘発した。計画者の案は、大統領選の前の時期に、この爆発により多くの人に被害をもたらし、国内の社会・政治情勢を不安定化させることにあった」と書かれている。

発表によれば、刑事捜査の一環で判明したこととして、ロシアの特殊機関が実行犯に対して、600グラムのTNTからなり、携帯電話により起爆させる爆発物が渡されていたことを記録したとのこと。また、テロ実行のために、1万5000ドルが支払われていたと書かれている。

写真:SBU