裁判所、マンヘル容疑者に停職処分 4月6日まで

キーウ(キエフ)市シェウチェンキウシキー地区裁判所は、活動家殺害組織容疑のかけられているヘルソン州議会議長のウラディスラウ・マンヘル容疑者を2019年4月6日まで停職させる判決を下した。

6日、ホロウチャク裁判長が判決を発表した。イリチェンコ弁護士がウクルインフォルムに伝えた。

同弁護士は、「シェウチェンキウシキー地区裁判所はマンヘル氏の1か月間の停職を決めた。4月6日までである」と発言した。

また、同弁護士は、マンヘル氏の弁護団は同判決を控訴する予定だと伝えた。

これまでの報道によれば、2月11日、ルツェンコ検事総長が、ヘルソン州議会議長であるマンヘル氏に対して、昨年7月31日に硫酸をかけられ死亡した活動家カテリーナ・ハンジューク氏の殺害を組織した容疑が伝達されたことを発表していた。

2月15日、キーウ(キエフ)市シェウチェンキウシキー地区裁判所は、ハンジューク活動家殺害組織の容疑がかけられているマンヘル容疑者を、未決囚に対する予防措置として、保釈金支払い権を認めた上で、3月3日まで逮捕する判決を下した。その後、同日中に保釈金が支払われ、マンヘル氏は釈放されていた。