キャメロン新英外相、ウクライナを訪問し、ゼレンシキー宇大統領と会談
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ウクルインフォルム
英国のキャメロン新外相（元首相）は１６日、外相就任後の初の外国訪問としてウクライナを訪れ、ゼレンシキー宇大統領と会談した。
ゼレンシキー大統領がフェイスブック・アカウントで会談時の動画を公開した。
また、ウクライナ大統領府広報室も、ゼレンシキー大統領とキャメロン英外相の会談につき伝えた。
発表によれば、ゼレンシキー大統領は、キャメロン氏の外相就任を歓迎した上で、最初の国外訪問としてキーウを訪れたことにつき謝意を伝えた。
その際ゼレンシキー氏は、「それは、特に、世界がウクライナの戦況ではないところに注意を向けている今こそ、非常に重要だ。私たちは、英国のウクライナへの揺らがない支援に感謝している。私たちは、英国にてウクライナ国民が温かく迎えられたことを感謝している。そして、あなたがウクライナを訪れたことを嬉しく思う」と発言した。
さらにゼレンシキー氏は、英国との防衛協力を高く評価し、それにより、とりわけ長射程兵器のおかげで、ウクライナ軍が侵略国の攻撃から効果的に身を守れていると述べた。同氏はまた、冬季を迎える今、ロシアの攻撃から国民と重要インフラを守るためにウクライナの防空を強化することがもう１つの重要な優先課題だと強調した。
両者は、黒海での安全保障状況と今後の代替「穀物回廊」の活動について協議した。ゼレンシキー氏は、英国政府がこの航路の機能を積極的に支持し、同航路を利用する民間船に保険を適用する上で協力していることにつき謝意を伝えた。
両者は、ウクライナが提案する和平案「平和の公式」推進と二国間の安全保証合意締結作業をはじめとする、多国間・二国間イニシアティブの実現について立場を調整した。
その他両者は、ウクライナの北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）加盟問題、英国による同支援につき話し合った。
写真：大統領府
