ウクライナ外務省、ブラジル大統領をロシア侵略被害の理解のためにウクライナへ招待

ウクライナ外務省、ブラジル大統領をロシア侵略被害の理解のためにウクライナへ招待

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ウクライナのニコレンコ外務報道官は18日、ルーラ・ブラジル大統領のアプローチは現実に反したものであるとし、ロシアの侵略の本質を理解することを目的に、同大統領をウクライナへ招待した。

ニコレンコ報道官がフェイスブック・アカウントに書き込んだ

ニコレンコ氏は、「ウクライナは、ブラジル大統領による戦争停止のための解決策模索の努力を関心を持って観察している。同時に、犠牲者と侵略者を同じ天秤にかけて、ウクライナが死の侵略から自衛することを助けている国々を戦争奨励だとして非難するアプローチは、現実の状態に合致していない」と指摘した。

同氏はまた、侵略戦争はウクライナの大地で遂行されており、言葉にならない苦しみと破壊をもたらしているのであり、ウクライナを何かで説得する必要はないと強調した。

そして同氏は、「私たちは、ロシアの侵略を、ゼレンシキー大統領の提案した『平和の公式』に基づいて終わらせることを世界の誰よりも望んでいる」と指摘した。

さらに同氏は、ルーラ・ブラジル大統領がロシアの侵略の真の原因と本質、侵略の世界の安全にとっての被害を理解できるように、同大統領に対するウクライナへの招待を確認した。

これに先立ち、ルーラ・ブラジル大統領は、中国を訪問して習国家主席と会談した際に、「米国は戦争の奨励を止めて、平和について話し始めるべきだ。EUは平和について話し始めるべきだ」などと発言していた。

ルーラ氏はまた、世界経済を救うために、ロシア・ウクライナ戦争を終結させることを目的にG20のようなグループを作るよう呼びかけていた。

また、4月上旬には、ルーラ氏は、ウクライナに対して、平和達成のためにクリミアを断念することも提案していた


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