ベラルーシ反政権勢力代表者「クリミアは法律上も事実上もウクライナ領であるべき」

ベラルーシ反政権勢力代表者「クリミアは法律上も事実上もウクライナ領であるべき」

ウクルインフォルム
ベラルーシ反政権勢力指導者であるシヴャトラナ・ツィハノウスカヤ(スヴェトラナ・チハノフスカヤ)氏が率いる「統一移行内閣」は、クリミアは法律上も事実上もウクライナ領であるべきだとの見方を示した。また、同「移行内閣」は、将来のベラルーシの外政方針の変更、欧州連合(EU)との接近の意向を示した。

18日、ベラルーシの「統一移行内閣」にて外政問題代表を務めるコヴァレウスキ氏がメディアセンター・ウクライナ=ウクルインフォルムにおける記者会見時に発言した。

コヴァレウスキ氏は、「私たちは、ウクライナの領土一体性を支持しており、それは、クリミアが法律上だけでなく、事実上もウクライナ領であるべきだということを指している」と発言した。

同氏はまた、ベラルーシの野党勢力は、ロシアの侵略と対峙するウクライナを支持していると強調した。同氏は、「戦争のはじめから、シヴャトラナ・ツィハノウスカヤ氏とベラルーシの全ての民主主義勢力の主要なメッセージは、私たちはこの戦争でウクライナを全力で支持しなければならない、というものであった」と発言した。

さらに同氏は、ルカシェンコ自称「ベラルーシ大統領」とプーチン露大統領はこの侵略戦争の犯罪の共犯者であり「責任を取らねばならない」と強調した。

その他同氏は、ルカシェンコ退陣後のベラルーシとロシアの関係について、ツィハノウスカヤ「移行内閣」には、「ロシア連邦との協力合意の見直しの必要性とベラルーシの独立安全保障を完全に破綻させている合意の一部から離脱することに関するビジョンがある」と発言した。

加えて同氏は、そのようなルカシェンコ氏が締結した関係見直しは、ロシアとの政治協力、集団安全保障条約(CSTO)内協力、ベラルーシとロシアの連合国家創設合意が対象となると発言し、とりわけ連合国家創設合意については「実質的にロシアによるベラルーシ吸収の行程表だ」と補足した。

同時に同氏は、ベラルーシ反政権勢力は、将来ベラルーシの外政方針を変えて、EUとの接近に向かう意向があると表明した。同氏は、「私たちは、欧州家族、欧州文明に属している。私たちの場所は、欧州にある」と強調した。

これに先立ち、ベラルーシ反政権運動の指導者として同国国外で活動するツィハノウスカヤ氏は、ウクライナ政権に対して、自身が主導する政権移行に向けた統一ベラルーシ移行内閣との外交関係樹立を要請していた


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