ウクライナのNATO加盟の決定は4国の判断にかかっている=クレーバ宇外相
ウクルインフォルム
ウクライナのクレーバ外相は2日、将来のウクライナの北大西洋条約機構(NATO)への加盟の決定採択は、NATOの4つの加盟国の判断にかかっていると述べた。同氏は、具体的な国名は挙げなかったものの、その1か国は「大きく、重要な国」だと指摘した。
クレーバ外相が1+1局への出演時に発言した。
クレーバ氏は、「およそ4つのNATO加盟国(にかかっている)。内1か国は、NATO内で特に大きく、重要だ」と発言した。
同氏はまた、4か国の内1か国はすでに、ウクライナ加盟に関して「揺れ始めている」とも指摘した。
さらに同氏は、現状は、1年前のウクライナがEU加盟候補国地位を目指して闘っていた時を強く想起させるとも発言した。同氏は、「その決定が採択される1週間前、欧州の国々の首脳たちが私たちに対して『それは絶対に起きない』と述べていた。現在、NATOについて同じことが起きている。しかし、その問題も私たちはいずれ解決する」と強調した。
写真:外務省