
パルビー元国会議長の殺害 犯人の特定作業続く
ウクルインフォルム
30日日中にウクライナ西部リヴィウにてアンドリー・パルビー元最高会議議長が銃殺された事件につき、検察はまだ犯人は判明していないと発表した。
メレト・リヴィウ州検察長官が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
メレト氏は、「私たちは、分析し、調査し、銃撃犯を特定するために力を注いでいる。現時点で、銃撃した人物は判明していない。現時点で、私たちは、8発の発砲があったと理解している」と発言した。
同記者会見にて、記者から、どんな武器で銃撃されたかは判明しているかと聞かれると、シュリャホウシキー・リヴィウ州警察長官は、現時点で判明しているのは、短銃身の銃器によって発砲されたということだけだと答えた。
シュリャホウシキー州警察長官はまた、今回の殺人は綿密に経験されたていたと指摘した。さらに同氏は、「犯人の特定に役立ち得る完全な情報を得るために、犯人の接近及び離脱経路にある監視カメラの分析、目撃者の発見と聞き取りを開始した。現時点で、私たちは、犯人は非常に綿密に準備していたことをはっきりと理解している」と発言した。
同氏は、それ以上の情報の提供は行わなかった。
その他、検事総局は、テレグラム・チャンネルにて、今回の殺人事件に関連して、犯人が逃亡していることで、リヴィウでは特殊作戦「シレナ」が発令されていると発表した。
これに先立ち、ウクライナのゼレンシキー大統領は30日、西部リヴィウにてアンドリー・パルビー元最高会議(国会)議長が殺害されたと報告していた。