解放されたスシチェンコ記者のバナー、ウクルインフォルム通信建物から取り外し

解放されたスシチェンコ記者のバナー、ウクルインフォルム通信建物から取り外し

ウクルインフォルム
7日にロシアから解放されたウクルインフォルム通信の記者ロマン・スシチェンコ氏は、通信社の建物につるされていた、同記者の解放を求めるバナーを自らの手で取り外した。

ウクルインフォルムの記者が伝えた。

スシチェンコ氏は、通信社のベランダから多くの記者に向かって「私は、この象徴的行為で、この野蛮な物語を終わらせる」と述べた。

ウクルインフォルム通信のオレクサンドル・ハルチェンコ総裁は、誇張なく世界中がスシチェンコ氏の帰還のために闘ってくれていたと指摘した。

ハルチェンコ総裁は、「私たちは、この日、この肖像画を取り外せる日を夢見てきた。この肖像画がいらなくなる日、このベランダにロマン・スシチェンコ本人が現れる日をだ。そして、その日がついに訪れたのだ」と発言した。

その後、スシチェンコ記者と同記者の弁護にたずさわったロシアのマルク・フェイギン弁護士は、ウクルインフォルム通信にて、解放後初の記者会見を行った。

本年9月7日、ウクライナとロシア連邦の間で35名対35名の被拘束者交換が行われ、その際、スシチェンコ氏は、オレフ・センツォフ映画監督、オレクサンドル・コリチェンコ活動家、パウロ・フリーブ氏、ヴォロディーミル・バールフ氏、ウクライナ海軍軍人24名らとともに解放され、ウクライナへ帰還している。

スシチェンコ氏は、2016年9月30日、同氏がパリから私的な用事でモスクワを訪れた際、国際的規範に反する形で拘束された。2016年10月7日、ロシアの裁判所により、スシチェンコ氏はスパイ容疑で逮捕された。

2018年6月4日、モスクワ市裁判所は、スシチェンコ氏に対して厳格収容所での懲役12年の有罪判決を言い渡した。同年9月12日、ロシア連邦最高裁判所は、同判決を合法だと認定した。


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トップニュース

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2024 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-