OSCE、露にスシチェンコ記者への判決の無効化を再要求

OSCE、露にスシチェンコ記者への判決の無効化を再要求

ウクルインフォルム
9月30日、スシチェンコ・ウクルインフォルム特派員がロシアで拘束されてから2年が経過。これに合わせて、アルレム・デジール欧州安全保障協力機構(OSCE)報道の自由問題代表は、ロシアに対し、同国が拘束するウクライナ人記者の解放を改めて要請した。

同日、OSCE広報室が発表した。

デジール代表は、「OSCE地域の記者は、脅迫や投獄を恐れることなく活動する機会を得なければならない。私は、スシチェンコ記者に対する12年の拘禁刑が控訴により無効化されることを期待している」と述べた。

また、同発表は、同代表が2017年にキーウ(キエフ)とモスクワを公式に訪問した際に、この問題を繰り返し取り上げたことを指摘した。

これまで報じられたように、ウクルインフォルム通信のフランスの特派員であるロマン・スシチェンコ記者は、2016年9月30日、私的目的でモスクワを滞在していた際に国際ルールに違反する形でロシアの治安機関に拘束された。同年10月7日、スシチェンコ記者にスパイの罪が言い渡された。

ロシア連邦保安庁(FSB)は、スシチェンコ記者はウクライナ国防省情報総局の職員であると発表。情報総局は、これを否定している。

本年6月4日、モスクワ市裁判所は、スシチェンコ記者に12年の厳格収容所への拘禁が言い渡された。9月12日に、ロシア最高裁判所は、モスクワ市裁判所の判決を合法と認めている


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