歌手アリョーナ・アリョーナ、ソフィア広場のドリフト走行跡洗浄に参加
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ウクルインフォルム
ラップ歌手のアリョーナ・アリョーナさんは11日、自らの参加したRed Bullウクライナ社のドリフト走行撮影により、キーウ(キエフ)市内ソフィア広場の石畳が汚れたことを受け、自ら洗浄作業に加わった。
ウクルインフォルムの記者が伝えた。
アリョーナ・アリョーナさんは、ウクルインフォルムに対し、「私たちは、Red Bull社がインスタグラムの謝罪ストーリーの投稿以外、状況や、(撮影の)許可があったのかどうかについて公式な情報を提供しないためにここに来た。私たちは、言葉ではなく、行動で活動することに決めた。なぜなら、私はここにいたのであり、全てを目にしていたからだ。ただ、私は全ての許可が取ってあり、全てすぐに洗浄するのだと思っていた」とコメントした。
同氏はまた、ドリフト跡を速やかに除去できる洗浄業者を呼んだと発言した。
加えて同氏は、Red Bullウクライナ社に対して、事件について「インスタグラムのストーリーを公開する」だけではなく、公式コメントを出すように呼びかけた。
これに先立ち、10日、キーウ市内のユネスコ世界遺産リストに加わる聖ソフィア大聖堂前の広場(ソフィア広場)にて、Red Bullウクライナ社の宣伝撮影のためにドリフト走行が行われ、広場の石畳が激しく汚されていた。トカチェンコ文化情報政策相は、許可のない撮影であったとして強く批判した上で、詳細な調査を警察と市自治体に要請していた。