再統合省、クリミア・タタール語ウィキペディア記事執筆キャンペーンの開始を発表

再統合省、クリミア・タタール語ウィキペディア記事執筆キャンペーンの開始を発表

ウクルインフォルム
ウクライナ一時的被占領地再統合問題省は15日、7月15日までの1か月間、クリミア・タタール語版ウィキペディアの記事執筆を行う、オンラインイベントの開始を発表した。

再統合省広報室が発表した

記事執筆オンラインマラソン「愛する百科事典:クリミア・タタール語ウィキペディアを書こう」は、市民団体ウィキメディア・ウクライナと共同して、6月15日から7月15日にかけて開催されるとのこと。また、同イベントは、政府が確定したクリミア・タタール語発展コンセプトの実現の一環で行われると説明された。

発表には、今回のイベントは、クリミア・タタール語ウィキペディアの記事を改善することであるとし、同言語版のウィキペディアは13年前に作られたものであるが、多くの基本的な記事が書かれていない、あるいは非常に短い内容となっていると指摘されている。

その上で、今回のイベントでは、ウィキペディアの全ての言語版に共通する1000の基本記事と、ウクライナ、クリミア、クリミア・タタール文化・伝統・歴史人物関係の100本の記事をクリミア・タタール語で執筆することを目的としているという。

記事執筆参加者には、記念品の贈呈が行われ、とりわけ特別大きな貢献をした参加者の表彰も予定されていると発表された。

6月中には、クリミア・タタール語ウィキペディアの執筆の仕方に関するウェビナール開催されるという。

同省のセイトハリリェウ次官は、「私たちは、協力することによってのみ、私たちのクリミア・タタール語の再生と発展を行うことができるのだ」とし、自らも今回の執筆マラソンに参加するとし、クリミアに暮らしている人を含め、クリミア・タタール人たちに今回のイベントに参加するよう呼びかけた。

また、クリミア・タタール語版ウィキペディアには、今回のオンラインマラソンのルールなどをまとめた概要ページが作成されている

これに先立ち、4月7日、ウクライナ閣僚会議(内閣)は、「クリミア・タタール語発展コンセプト」を採択していた

また、3月1日、ゼレンシキー大統領は、2022年から2032年の期間のクリミア・タタール語発展戦略の6か月間での作成・確定、ラテン文字を基本としたクリミア・タタール語アルファベット確定をもととする同言語発展の優先的方策の実施を指示していた


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