大統領選挙があった場合の投票先調査 1位はゼレンシキー現大統領、2位は前職

大統領選挙があった場合の投票先調査 1位はゼレンシキー現大統領、2位は前職

世論調査
ウクルインフォルム
最新の世論調査によれば、もし現在ウクライナ大統領選挙が開催された場合、投票先を決めているウクライナ国民の間の27.3%が現職のゼレンシキー大統領に投票することがわかった。2位は、ポロシェンコ前大統領(欧州連帯党党首)で14.6%、3位はティモシェンコ祖国党党首で11.9%。

8日、キーウ(キエフ)国際社会学研究所が5月27日から6月1日にかけて実施した世論調査結果を発表した

ゼレンシキー氏に投票すると回答したのは、回答者全体の21.8%、投票先を決めている回答者の内の27.3%であった。

これに続き、ポロシェンコ氏に投票すると回答したのは、11.7%(投票先を決めている回答者の内では14.6%、以下同)。ティモシェンコ氏へは、同9.5%(11.9%)であった。

4位はスメシュコ力名誉党党首(7.6%、9.5%)、5位は親露政治家のボイコ野党生活党共同代表(7.3%、9.2%)であった。

また、ゼレンシキー大統領が二期目に向けて選挙に出馬することを支持するかとの設問では、37%が支持する、54.5%が支持しないとの結果となった。

最高会議(国会)選挙を想定した支持政党を問う設問では、1位は大統領系与党の人民奉仕者党(15.3%、17.7%)、2位はポロシェンコ前大統領の欧州連帯党(13.3%、15.4%)、3位は親露政党の野党生活党(12.8%、14.7%)、4位はティモシェンコ氏率いる祖国党(12.1%、13.9%)、5位は力名誉党(6.9%、8.0%)、6位はフロイスマン元首相率いるウクライナ戦略党(5、1%、5.8%)、7位は急進党(4.4%、5.0%)であった。

今回の世論調査は、キーウ国際社会学研究所が2021年5月27日から6月1日にかけて、ウクライナ全土(クリミアを除く、ドネツィク・ルハンシク州は政府管理地域のみ)にて、18歳以上の人物2000名に対して実施した電話方式で実施したもので、理論的誤差は、最大±2.4%だと発表された。


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