ウクライナ・ベラルーシ間国境間滞在のユダヤ教巡礼者4名に新型コロナ感染確認

ウクライナ・ベラルーシ間国境間滞在のユダヤ教巡礼者4名に新型コロナ感染確認

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ウクライナ・ベラルーシ間国境検問地点の間の緩衝地帯に滞在するユダヤ教超正統派(ハシディズム)巡礼者たちの内、4名から新型コロナウイルスへの感染が確認された。感染者は、ベラルーシの病院への搬送を拒んでいるという。

17日、ウクライナ公共テレビ・チェルニヒウ州支部が報じた

報道では、「ウクライナ・ベラルーシ間国境、ノヴィー・ヤリロヴィチに滞在する4名の教徒からコロナウイルスが見つかった。赤十字のオクサーナ・ムードラ・チェルニヒウ州支部長が公共テレビに伝えた。彼女は、ベラルーシ側の赤十字の同僚が同情報を提供したと述べた」と伝えられた。

ムードラ氏は、感染した巡礼者はベラルーシの病院へ入院されることを拒み、国境地点に留まっているという。

またムードラ氏は、9月16、17日の夜間、赤十字委員会の代表者たちや緊急対応班職員とともに、防護服を着て、ウクライナ・チェルカーシ州ウーマニのユダヤ・コミュニティが提供した衛生用品60個、毛布60枚、水60リットル、食事パック4000個を渡したと伝えた。

なお、14日から、ウクライナ・ベラルーシ間国境検問地点間緩衝地帯に1000名以上のユダヤ教超正統派(ハシディズム)巡礼者が到着し、ウーマニ市でのユダヤ教新年のお祝いをするためにウクライナへの入国を求めている。ウクライナは現在、新型コロナウイルス感染(COVID-19)対策にて外国籍者の入国制限を施行している。

今年のユダヤ教の新年ロシュ・ハシャナは9月18〜20日に該当する。ラビ・ナフマンの墓のあるチェルカーシ州ウーマニ市には、例年この時期ユダヤ教超正統派(ハシディズム)の巡礼者が訪れている。


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