キーウ市内でベラルーシの抗議者支持集会開催
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ウクルインフォルム
11日、キーウ(キエフ)市内の在ウクライナ・ベラルーシ大使館前にて、ベラルーシ大統領選挙の結果が改ざんされたとして抗議を続ける同国市民への連帯を示す集会が開催された。
ウクルインフォルムの記者が伝えた。
キーウの集会参加者たちは、大使館近くにて、白赤白のベラルーシの旗や抗議者への応援メッセージの書かれたプラカードなどを手にしていた。
これに先立ち、8月9日、ベラルーシでは大統領選挙の最終投票日が終了。同国中央選管は、現役大統領のアレクサンドル・ルカシェンコ候補が約80%の得票で優勢だと発表していた。
この結果に対して、ベラルーシ全国で不満を抱く市民による抗議が続いている。これにより、抗議者と治安機関の衝突が起きており、拘束者や負傷者が出ていると伝えられている。
11日から12日にかけての夜間もベラルーシ治安機関が抗議者を力を行使し排除している。
大統領選挙の有力候補者と見られていたスヴェトラナ・チハノフスカヤ(シヴャトラナ・ツィハノウスカヤ)は、11日にベラルーシを出国し、リトアニアへ移動。ベラルーシ政権から圧力を受けたと考えられている。
写真:オレフ・ダヴィデンコ、パウロ・バフムート/ウクルインフォルム