キーウ地下鉄 今日から再開 乗車はまばら
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ウクルインフォルム
5月25日、キーウ(キエフ)市では地下鉄の運行が再開した。朝の通勤ラッシュ時の乗車客の数は、通常の半分程度であった。
ウクルインフォルムの記者が伝えた。
券売機、改札、プラットホームにも行列はなく、乗車客はまばらで、一車両に乗る乗客数は20人未満であった。
独立広場駅からフレシチャーティク駅への乗り換え通路にあるエスカレーターでは、人々は社会的距離(ソーシャルディスタンシング)を維持し、約1.5メートルの距離を取っていた。
地下鉄の車両には、マスク着用が義務付けられており、安全な距離を取るよう要請されていた。手袋の着用も義務付けられると伝えられていたが、手袋をしていない客も乗車が認められていた。
写真:アナトリー・シリク/ウクルインフォルム
写真:ユリヤ・オウシャンニコヴァ、イェウヘン・コテンコ、ヘンナジー・ミンチェンコ/ウクルインフォルム
また、23日より運行を再開しているキーウ市内のトロリーバス、バス、路面電車、マルシュルートゥカについては、座席に着席してのみ乗車が可能となっている。
同時に、市内では乗用車による渋滞が発生している。
キーウ市地下鉄は、5月25日朝より全3線で運行を再開している。