ゼレンシキー大統領の政治問題担当顧問、ロシア連邦の改名を提案
ウクルインフォルム
ゼレンシキー大統領の政治問題担当顧問であり、最高会議選挙に人民奉仕者党から出馬しているミキータ・ポトゥライェウ氏は、ロシア連邦のウクライナでの呼称を「モスコヴィヤ(モスクワ国)」に改名することを提案した。
10日、同顧問がユーチューブ・チャンネル「ウクルライフTV」の番組内で発言した。
ポトゥライェウ顧問は、「私たちの地図の中で、かの国を『モスコヴィヤ』と呼び始めても良いだろう。それに何の障害があるだろうか?あの国(編集注:ロシア連邦)は、長らく、モスコヴィヤやタターリヤといった、別の名前を有していたのだ。彼らは源流に戻りたがっているようだから、私たちも彼らを手伝ってあげようではないか。ロシアの人たちに多様性を戻してあげよう」と発言した。
また、同顧問は、ウクライナ語を「ルーシ語」と呼ぶ可能性にも言及した。
同顧問は、「ウクライナ・ルーシは、(編集注:ロシアの述べるルーシとは)全く異なるものである。私たちは、言語(編集注:ロシア語)を改名しなければならない。例えば、ウクライナにはルーシ語があり、ロシアにはロシア語がある、といった具合だ」と発言した(編集注:ロシア語でロシア語を「ルスキー・ヤズイク」(ルーシの言語)と呼ぶことを揶揄(やゆ)した発言とみられる。ウクライナ語では、「ロシーシカ・モーヴァ」(ロシアの言語)となる)。