KievからKyivへ:イタリアの空港もウクライナ首都名変更 26番目
ウクルインフォルム
イタリアのベルガモ市郊外のオーリオ・アル・セーリオ空港は、ウクライナの首都キーウ(キエフ)やリヴィウの英語表記を、ソ連時代に使われていたKiev、Lvovから、現在の正式な表記であるKyiv、Lvivへ変更した。
12日、ウクライナ外務省がフェイスブック上で伝えた。
外務省は、「#CorrectUAキャンペーンに加わった26番目の国際空港である!オーリオ・アル・セーリオ空港は、Kiev、Lvov、Odessaではなく、Kyiv、Lviv、Odesaを使っていく」と書き込んだ。
なお、これまでにも、ロンドン、マンチェスター、ブダペスト、タリン、ワルシャワ、イスタンブル、ブカレスト、テルアビブ、ビルン(デンマーク)、バルセロナ、ヌルスルタンとアルマティ(カザフスタン)の空港がウクライナの英語での首都名をKievからKyivへ変更したことが判明している他、英国の一般紙ガーディアン(The Guardian)も同様にKyivを採用したことが報じられている。
情報キャンペーン「#CorrectUA」は、ウクライナ外務省が2018年10月に開始したイニシアティブ。外務省は、諸外国の機関、民間企業に対して、ウクライナの諸都市の英語表記をソ連時代のロシア語からの転写をやめ、現在正式に採用されているウクライナ語からの転写、Kyiv(キーウ)、Lviv(リヴィウ)、Odesa(オデーサ)、Kharkiv(ハルキウ)、Zaporizhzhia(ザポリッジャ)を使うよう呼びかけている。