ポーランドとの国境地点にて、スキャンダルを起こしたウクライナ籍男性が拘束
ウクルインフォルム
ウクライナ・ポーランド間国境検問地点にて、ロシア籍女性をウクライナへ入国させるために、国境警備隊員に対して脅しや違法行為を通じて圧力をかけたウクライナ籍男性が拘束された。
9日、国境警備庁が発表した。
発表には、「ウクライナ・ポーランド間国境検問地点『シェヒーニ』にて、プラハ発のバスにて移動する乗客のパスポート確認の際、国境警備隊員が1994年生まれのロシア籍女性の入国を拒否した。同女性は、ウクライナ入国の目的を説明できなかった」と書かれている。
この時、同女性と同行していた32歳の当該ウクライナ籍男性が、自身もポーランド側に戻るとして、徒歩でポーランド側の検問地点まで戻った。しかし、しばらくしてから、この男性と女性は、再びウクライナ側のパスポート・コントロールまで来た。ロシア籍女性の入国は再度拒否された。この際、ウクライナ籍男性は、違法行為となる国境検問地点での動画撮影や、国境警備隊に対する脅しや圧力を行使し始めた。警告に対しても違法行為を継続したため、同男性は、治安機関により拘束された。
ロシア籍女性は、入国を許可されず、ポーランド側へ戻された。
写真:dpsu.gov.ua