キーウ市中心部の新年・クリスマス・ツリーが点灯
ウクルインフォルム
12月19日の「聖ミコライ(ニコラオス)の日」に合わせ、キーウ(キエフ)市のソフィア広場で、クリチコ市長とマリーナ・ポロシェンコ大統領夫人が新年・クリスマス・ツリーへのイリュミネーション点灯を行った。
両者は、聖ミコライの日や、新年とクリスマスのお祝いのメッセージを述べた。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
マリーナ・ポロシェンコ大統領夫人は、「今日は、奇跡を起こす聖ミコライを祝いましょう。ところで、4日前には、ここで数千人のウクライナ人が、ウクライナの統一された正教会の誕生という、奇跡の目撃者・実現者となったのです。それは、神を愛するウクライナ人の偉大な勝利です。善の悪に対する勝利であり、光の闇に対する勝利です」と強調した。
クリチコ市長は、平和と安寧を祈り、「ソフィア広場に集まり、皆でツリーに点灯するのは、既に伝統になりました。新年は、みなが待ち望むものを届けてくるものですが、ウクライナ人皆が待ち望むものは、平和です。私は、ウクライナ東部で私たちを守ってくれている兵士たちにお祝いのメッセージを伝えたいです。彼らのおかげで、私たちは新年を祝うことができ、夢を見ることができるのです」と発言した。
今年のツリーは、25メートルで白色照明が1500以上付けられているとのこと。
また、広場には、新年・クリスマス・マーケットが開かれている。写真コーナー、お菓子ゾーン、奇跡の昔話広場、夢の鉄道、魔法のトンネルが設置されている。
また、12月15日には、コントラクト広場にも、新年ツリーや、マリヤ・プリーマチェンコの作品や昔話のキャラクターを用いた新年・クリスマス・ゾーンも設置されており、写真コーナーやフードコートが建っている。また、聖ミコライの住居の展示されている。