セビリア映画祭でウクライナ映画「ドンバス」がグランプリ受賞
ウクルインフォルム
ウクライナのセルヒー・ロズニツャ映画監督の映画「ドンバス」が、スペインの第15回セビリア国際映画祭にて、グランプリを受賞した。
17日、フロマツィケ通信が報じた。
報道では、映画「ドンバス」は、「ドキュメンタリーの要素と演出の優れたバランス」があり、「戦争とその被害からなる癒し得ない悲劇を映し出している」と評価されたと説明された。
審査員は、映画「ドンバス」に対し、最高の賞である「 Golden Giraldillo」を与えた。
なお、この「ドンバス」は、本年5月18日には、カンヌ国際映画祭において、「ある視点」部門で監督賞を受賞している。
同映画は、ドイツ、オランダ、フランス、ウクライナの共同制作。ロズニツャ監督は、同映画は、ウクライナ東部の被占領地において起きた実際の出来事をもとに制作したと語っていた。