世論調査:ウクライナ国民が最も困っていることトップ3は…
ウクルインフォルム
ウクライナ国民が最も困っていることは、引き続きウクライナ東部の紛争であることが判明した。
この結果は、4つの組織(「社会モニタリング」センター、キーウ(キエフ)国際社会学研究所、ヤレメンコ記念ウクライナ社会学研究所、社会調査「レイティング」社)が9月28日~10月16日に共同で実施した世論調査により判明した。
レイティング社副代表のミシウ氏は、調査結果に関し、国民が現在最も重要な問題だとみなしていることについて、「特別なセンセーションはありません。なぜなら、ウクライナ東部の武力紛争が引き続き、ナンバー1の問題だからです」と説明した。
調査結果によれば、ウクライナ国民が最も困っているものとして挙げたものの上位3つは、ドンバス地方紛争(54.4%)、低額の給与・年金(54.1%)、公共料金の上昇(48.1%)となった。
物価上昇(34.9%)、失業(26.8%)、わいろ・汚職問題(25.5%)、低質な医療サービス(19%)と続いた。
世論調査は、ルハンシク・ドネツィク両州一時的被占領地域とクリミアを除くウクライナ全土で行われ、回答者数は1万3684名であり、理論的誤差は最大0.85%であるとのこと。