キーウ市、アジアからの観光客増加に期待

キーウ市、アジアからの観光客増加に期待

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2018年末までにアジア諸国からウクライナの首都キーウ(キエフ)への観光客数は昨年比で15~20%増となる見込み。

18日、キーウ市行政府が観光客増加の傾向を参照して発表した

ヴヤチェスラウ・ネポプ・キーウ市行政府副長官は、「キーウは、欧州観光客には知られた町ですが、アジアからの観光客の多くにとっては、ウクライナの首都、というのはまだエキゾチックなものです。アジアの観光客が資金面で豊かになっていることから、彼らは欧州方面への関心を徐々に高めています。同時に、私たちには、提案できるものがあります。統計データからは、欧州連合(EU)のアジア発観光客誘致のイニシアティブが結果をもたらしていることがわかりますが、この観光客が中央ヨーロッパや東ヨーロッパへと旅行先を徐々に『ずらして』いることがわかっています」とコメントした。

また、同行政府観光宣伝局は、ウクライナの各都市でアジアからの観光客の受け入れができるように活動していると指摘した。

とりわけ、アントン・タラネンコ同局局長は、査証免除、アジア諸国の言語での情報提供、国内支払システムにおけるクレジットカードでの支払い可能性の強化、観光分野で働く人々の間でのアジアの人々の特長や文化の違いを意識した接客訓練が行われていることを説明した。

また、アジア発観光客誘致の手段として、10月17日にシンガポールで開催された最大規模の観光博覧会にキーウとオデーサの代表者が参加したことが報告された。キーウ観光協会は、キーウ市行政府の観光宣伝局と連帯して、ウクライナの町々について、「UraineNOW(ウクライナ・ナウ)」と名付けて展示したとのこと。展示には、8つのウクライナの企業が関与したことが説明された。

2017年、アジアから約10万人の観光客がキーウを訪れ、そのうちの3万人が中国から、2万5000人がインドからであったことが発表された。


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