コンスタンティノープル総主教代理、聖会議に到着

コンスタンティノープル総主教代理、聖会議に到着

ウクルインフォルム
10日、コンスタンティノープル総主教庁代理のダニエル大司教とヒラリオン主教の二人は、9日から続く同総主教庁聖会議に到着した。

ウクルインフォルム特派員が伝えた。

ダニエル大司教は、ウクルインフォルム特派員からの本日の聖会議の展望に関する質問に対し、「すべてうまくいきます。神の救いとともに。そう思っています」と簡潔に答えた。同聖会議では、ダニエル大司教とヒラリオン主教のウクライナ訪問の結果に関する報告が予定されている。

ダニエル大司教は、記者達に対して、ウクライナ訪問の自らの印象として、「私は、ウクライナの教会代表者、政権代表者と面会できてうれしく思っています。訪問の印象は、良いものです」と述べた。

記者からの、ウクライナの人々は教会統一に向けた準備があるかとの問いに対しては、大司教は、「ウクライナが教会団結の問題を審議していたのは、もう27年間です」と強調した。

大司教は、ロシアの記者から挑発的な質問として、もしかしたらトモス付与後、ウクライナでは情勢が激化するのではないか、との問いには答えず、全ての記者に対して、良い日が訪れることを祈念した。

すでにウクルインフォルムが報じたように、トモス付与の問題は、両代理の報告の後に議論されることになる。

これに先立ち、本年4月17日、ポロシェンコ大統領は、コンスタンティノープル総主教に対し、ウクライナ正教会の独立(Autocephal)に関するトモスの付与を要請する呼びかけを準備したと述べていた。それを受け、4月19日、ウクライナ最高会議(国会)がこの呼びかけを承認。

その後、コンスタンティノープル総主教庁聖会議が、ウクライナ正教会への独立付与に必要な手続きを開始していた。9月7日には、コンスタンティノープル総主教がウクライナ正教会への独立付与の準備に向けて、二人の総主教代理を任命した。

10月9~11日に開かれるコンスタンティノープル総主教庁聖会議では、総主教代理の報告が審議され、その後、ウクライナ正教会へのトモス付与の決定が下される。


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