国連でクリミア・タタール人指導者、クリミアでスターリン時代の悲劇が繰り返されていると主張

国連でクリミア・タタール人指導者、クリミアでスターリン時代の悲劇が繰り返されていると主張

ウクルインフォルム
被占領下クリミアでは、ロシアが国際人道法をまったく遵守しておらず、結果、クリミアという傷口は開いたままとなっている。

26日、レファト・チュバロフ・クリミア・タタール民族代表機関「メジュリス」代表が、ジュネーブの国際連合人権理事会で発表した。ジュネーブのウクライナ国連・その他国際機関代表部が報告した。

チュバロフ・メジュリス代表は、「クリミアは開いた傷口のままです。占領国であるロシアが、国際人道法を被占領下クリミアでまったく遵守していないのを見ることは、特に痛みを覚えます。最も悲しいのは、クリミア・タタール人が引き続き『警察による乗り込み』で苦しんでいるとの報告を毎日受け取ることです」と述べた。

そして、同代表は、「私達は、ウクライナでの監視ミッションの困難な活動、特にテーマ別第2回特別報告『一時的被占領下クリミア自治共和国・セヴァストーポリ(ウクライナ)における人権状況報告』が国連総会決議第72/190にのっとって準備されたことにつき感謝しています。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)の遠隔からの状況監視の努力を指摘しつつ、しかしながら、現場からの直接報告を主張し、要求し続けます」と述べた。

また、チュバロフ代表は、クリミアの「司法」は人権分野の基準も遵守していないことを強調した。

加えて、同代表は、「現在、クリミア・タタール民族の1944年の悲劇が繰り返されています」と強調し、クリミア半島全体で、基本的自由である集会の自由、表現の自由、団結の自由、信仰の自由、移動の自由が侵害されており、独立したマスメディア、自由な報道も存在しないことを指摘した。

さらに、チュバロフ代表は、2017年4月19日の国際司法裁判所(ICJ)が(禁止解除を)命令しているにもかかわらず、クリミア・タタール人の代表機関であるメジュリスがクリミア半島では引き続き禁止されていることは受け入れられず、不快であると指摘し、またクリミア在住ウクライナ人がウクライナ語での教育を受けることも拒否されていることを説明した。

また、クリミア出身の被拘束者については、同代表は、「オレフ・センツォフ氏、ヴォロディーミル・バルフ氏は、すでに4か月以上ハンガー・ストライキを継続しています。ロシア大統領が約束したにもかかわらず、ウクライナのオンブズマンはこれらのロシアが拘束する政治囚との面会ができていません。クリミアの住人、クリミア・タタール人やウクライナ人、その他の民族の代表者、計70名以上が自由を剥奪されています。牢屋へは、しばしば家族皆が放り込まれています。例えば、デヘルメンジ親子や、アブドッライェフ兄弟などです」と述べた。

そして、同代表は、報告されている出来事は氷山の一角なのだと主張し、最後に「これまでに発表された報告は全て、ロシアの侵略と占領、占領政権による人権侵害と国際人道法への違反が、ウクライナ政府のコントロールの及ばない領域における人権状況の著しい悪化の唯一の原因であることを証明しています」と総括した。


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