OSCE、危険な環境状況の中でもクリミアとの行政境界線付近の業務継続
ウクルインフォルム
7日、アレクサンダー・フーグ欧州安全保障協力機構(OSCE)特別監視団(SMM)第一副団長は、クリミア半島アルミャンシクの工場「チタン」からの流入による環境問題はあるが、SMM要員はクリミアとの行政境界線での業務を続け、状況の監視を続けていると述べた。
フーグ第一副団長が記者会見時に述べた。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
フーグ第一副団長は、「ヘルソン市のSMM要員チームが状況を追っている。私たちは、(ウクライナ)政権と緊密に協力している。私たちは、状況とSMM要員の安全に懸念している。必要となれば、保護のための手段を取るであろう」と述べた。
これまで報じたように、8月24日の夜、ロシアに占領されているクリミアの、工場「チタン」のあるアルミャンシク市で不明の毒物の流入が発生した。ウクライナ南部ヘルソン州では、「チタン」からの流入で、化学汚染が確認されていた。