欧州委員、ウクライナのEU加盟交渉の公式開始日に言及
ウクルインフォルム
欧州連合(EU)のコス欧州委員(拡大担当)は8日、6月15日にEUがウクライナの加盟交渉を公式に開始することを公式に認めた。
キーウを訪れたコス欧州委員が記者団とのやりとりの際に発表した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
コス欧州委員は、6月15日にウクライナとの政府間会議を開催し、司法、制度の機能、調達システム、金融コントロール、統計に関する問題が含まれるEU法制の第1クラスター「基礎」(「ファンダメンタルズ」)の枠内で交渉を公式に開始することが計画されていると発言した。
また同氏は、「(編集注:EU法制の第1クラスターの重要な問題である)法の支配は、最重要ステップの1つである。それから全てが始まり、それで全てが終わる。それを確認することで、候補国はEUへの動きが真剣に行われているという証明書を受け取ることになる」と説明した。
同氏はそして、交渉クラスターの開始後、候補国が必要な改革を実行した後に、欧州委員会が要件履行の中間基準評価報告書(Interim Benchmark Assessment Report(IBAR))を準備し、その後加盟国がこのクラスターに関する交渉を完了したとみなすかどうかを決定すると指摘した。
なお、新規の国のEUへの加盟の際は、加盟候補国がEUの「コペンハーゲン基準」に示された種々の法的基準を満たす必要がある。よって加盟交渉は、加盟候補国の国内法をEU法に整合させる作業となる。EU法は章によって分かれており、これらの章は6つのクラスターに分類されている。第1クラスターは「基本(ファンダメンタルズ)」であり、司法改革や汚職対策も同クラスターで扱われる。