クリミア・タタール人の保護はトルコの歴史的義務=ギュレル土国防相
ウクルインフォルム
トルコのギュレル国防相は、同国はクリミア・タタール人の権利の保護を自らの歴史的・倫理的義務だとみなしており、同国はクリミア問題においてウクライナを支持し続けると発言した。
ギュレル国防相がクリミア・プラットフォームの会合の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ギュレル氏は、「トルコは、クリミアの併合を一度も認めてこなかったし、私たちは2014年からその立場に堅固に立った上で、クリミアを含むウクライナの独立、主権、領土一体性を支持している。クリミア・タタール人の権利の保護は、単なる外政の問題だけではなく、私たちの歴史的・倫理的義務でもあるのだ」と発言した。
また同氏は、クリミア・タタール人はウクライナの他民族構成の一部であり、同国の発展に肯定的な影響をもたらしていると指摘した。
同氏はそして、「ウクライナが私たちのクリミア・タタール人の兄弟姉妹の権利を保護する様子を見るのは嬉しいことだ。私たちは今後も、ゼレンシキー大統領のクリミア問題へのコミットメントを支持していく。トルコは、その方面での自らの努力を続けていく」と発言した。
これに先立ち、24日、ニューヨークの国連総会の会場内で、第5回クリミア・プラットフォーム・サミットが開催されていた。