ウクライナ外務報道官、全面侵略の開始は「西側のせい」とのプーチン氏の主張にコメント
ウクルインフォルム
ウクライナのティーヒー外務報道官は1日、ロシアの首脳プーチン氏が2022年の全面侵略開始の責任が西側にあるとする主張につき、「プーチンは次第に嘘の才能を失っている」とコメントした。
ティーヒー外務報道官がXアカウントにコメントを書き込んだ。
ティーヒー氏は、「確かに『狡猾な西側』が『哀れなロシア』をそそのかして、隣国を攻撃させ、何十万もの戦争犯罪を実行させたに違いない(編集注:皮肉)。プーチンは、次第に豊富な嘘の才能を失いつつある。彼の繰り返される大嘘はますます鈍くなっている。その手の嘘に対する唯一の治療法は、モスクワへの圧力である」と指摘した。
Sure, “the insidious West” provoked “poor Russia” to attack its neighbor and commit hundreds of thousands of war crimes.
— Heorhii Tykhyi (@SpoxUkraineMFA) September 1, 2025
Putin is gradually losing his ample lying skills—his repetitive whoppers are getting increasingly dull.
The only remedy for such lies is pressure on Moscow. https://t.co/MCOiDrxHge
なお、現在中国を訪問しているプーチン氏は、ウクライナでの戦争を引き起こしたのは西側諸国だ、モスクワの攻撃は長年にわたる西側諸国の挑発によって引き起こされた、ロシアはNATOの助けを借りて旧ソ連空間を吸収しようとする西側の試みに安全保障上の観点から反応せざるを得なかったなどいう、ウクライナに対する全面侵略を正当化するための主張を繰り返し述べている。