欧州首脳とトランプ米大統領はプーチン氏との交渉の原則を調整した=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は13日、同日のトランプ米大統領と欧州複数首脳とのオンライン会談の際に、15日のロシアのプーチン氏との交渉の原則について調整が行われたと発言した。
ベルリンを訪問したゼレンシキー大統領がメルツ独首相と共に、その他の米欧首脳とのオンライン会談後の記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「先週の水曜日から一週間ずっと非常に集中的なコミュニケーションが続いていた。私たち皆、欧州の首脳たちの間、欧州と米国の間、私たちと、たった1つのこと、ウクライナにおける平和、欧州における平和を望む世界のその他の場所の代表者たちとの間で数十のコミュニケーションが続いていた。今日は私たちの共通の立場を(トランプ)米大統領と協議した。その前には、調整的な話し合いもあり、私たちは共通の原則、5つの原則について同意した」と発言した。
そして同氏は、「ウクライナに関することは、必ずウクライナを含めて話し合われねばならない」と強調した。
さらに同氏は、その5つの原則に関連して、「私たちは、3者対話フォーマットの準備をせねばならない。停戦がなければならない。それが第一だ。安全の保証がなければならないし、ロシアがアラスカで停戦に同意しない場合には制裁の強化がなければならない」と発言した。
同氏はまた、同日のオンライン会談には、トランプ米大統領、フォンデアライエン欧州委員会委員長、ルッテNATO事務総長、ストゥブ・フィンランド大統領、マクロン仏大統領、メローニ伊首相、ナヴロツキ・ポーランド大統領が出席したと伝えた。
動画:ウクライナ大統領府
同氏は、全てのパートナーたちにウクライナ支持につき謝意を伝えた。