
トランプ米大統領との最近の会話はこれまでで最も良かった=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は5日、トランプ米大統領との4日の電話会談は、これまでで最も良かったと発言した。
ゼレンシキー宇大統領が同日夜の動画メッセージの際に発言した。
ゼレンシキー氏は、「最近の米大統領とのやりとりについて。おそらく、それはこれまでで最も良い、最大限生産的な会話だった」と発言した。
また同氏は、「私たちは、防空の議題についても話し合った。私は、支援への準備に感謝している。『パトリオット』システムが、弾道ミサイルからの防衛への鍵だ」と指摘した。
同氏はさらに、両首脳は「複数の重要な議題についても話し合った。それらは私たちのチームが近々会合にて詳細に作業する」と伝えた。
トランプ米大統領もまた4日、ゼレンシキー氏との電話会談の後、大統領専用機にて同会談は「良かった」「戦略的だった」と発言した。
トランプ氏は、「私たちは良い電話会談を行った。私たちは様々なことについて話し合った。私たちは非常に良い会話を行った。それは戦略的だった」と発言した。
さらに同氏は、米国はウクライナを支援し続けると述べ、「私たちは彼らを支援してきたし、支援し続ける。とても難しい状況だ。どうなるか見てみよう」と伝えた。
記者から、ゼレンシキー氏が要請する防空システム「パトリオット」用ミサイルのウクライナへの供与に米国は同意するのかと質問されると、トランプ氏は、「彼らは防衛のためにそれが必要だ…。彼らは何か必要だ。なぜなら、かなり激しい攻撃を受けているからだ」と答えた。
そして同氏は、「パトリオット」の効果自体を賞賛した。
また同氏は、3日のプーチン氏との電話会談への不満を改めて表明し、「どうやら彼は最後まで行きたがっている。人々を殺し続けている。それは良くない。私はそれに不満だ」と述べた。