
ゼレンシキー宇大統領、トランプ米大統領と電話会談
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は4日、米国のトランプ大統領と電話会談を行った。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで報告した。
ゼレンシキー氏は、「トランプ米大統領と非常に重要かつ有益なやりとりを行った。トランプ大統領と米国民皆に独立記念日につき祝福した」と書き込んだ。
また同氏は、「ウクライナにいる私たちは、人命と私たちの独立を守ることを可能にしている、これまでの全ての支援に感謝している。私たちは米国と協力して多くのことを成し遂げた。私たちは、殺戮を止め、当然で持続可能かつ尊厳ある平和を回復するためのあらゆる努力を支持している。平和のためには立派な合意が必要であり、ウクライナは米国の提案を支持している」と伝えた。
さらに同氏は、今回両首脳が、ロシアによる空撃や、より広範に、戦線の状況についても話し合ったと報告した。同氏はその際、トランプ米大統領が非常によく状況を把握していたとした上で、ウクライナへの注目につき感謝を述べた。
また同氏は、両首脳が防空の可能性についても話し合ったとし、「空の防御を強化するために作業していくことで合意した。私たちのチーム間の関連の会合について合意した」と伝えた。
同氏は加えて、防衛産業の能力や共同生産の可能性についても詳しく話したと伝えた。その際同氏は、米国との直接プロジェクトへの準備はできており、特に無人機や関連技術に関しては、それが安全保障上極めて重要だと考えていると指摘した。
その他同氏は、相互の調達と投資についても話し合ったとし、外交の状況、米国および他のパートナー国との共同作業について意見を交換したと伝えた。
最後に同氏は、「ありがとう!」と書き加えている。