
ゼレンシキー宇大統領、近々トランプ米大統領と協議することを期待
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は3日、近々トランプ米大統領と翌日あるいは近日中に電話会談を行い、米国からの武器供与について協議することを期待していると発言した。
ゼレンシキー大統領がデンマーク訪問時にフレデリクセン・デンマーク首相、コスタ欧州理事会議長、フォンデアライエン欧州委員会委員長との共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「米国との二国間関係、彼らの支援について、私は、もしかしたら明日か近日中、そのことについてトランプ大統領と話すことを期待している」と発言した。
また同氏は、ウクライナは米国の支援の継続をあてにしていると述べた。
同氏はその際、「もちろん、私たちは米国の支援の継続をあてにしている。なぜなら、残念ながら、いくつかの品目は欧州が提供できないからだ。特に、PAC-3について、『パトリオット』システムのミサイルがそうだ。防空システムについて語る際に、それは極めて重要なことだ。しかし、私たちはまた、自らの、ウクライナ生産もあてにしている」と発言した。
同氏は加えて、ウクライナでの生産には追加資金が必要だと強調した。そして同氏は、「私たちは今日、そのことについても話した。神よ、ありがとう。私たちには欧州の国々、特にデンマークと良い関係がある」と発言した。
写真:flickr / Danish Presidency of the Council of the EU 2025