
トランプ米大統領、ハーグでゼレンシキー宇大統領と会談する可能性に言及
ウクルインフォルム
米国のトランプ大統領は24日、ハーグで開催されるNATO首脳会議の際にゼレンシキー宇大統領と会談する可能性があると発言した。
NATO首脳会議へと向かう大統領専用機機内でのトランプ大統領の発言をAFPが報じた。
トランプ氏は、「ええ、多分私は彼に会う」と記者たちに発言した。
また、記者から、2月にホワイトハウスでの会談時に緊迫したやりとりが生じたことに関連して、ゼレンシキー大統領に何を述べるのかと質問されると、トランプ氏は、「私は、『元気かい?』と言うだろう。彼は苦しい状況にある。彼はそこにいるべきではなかった」と発言した。
なお、ゼレンシキー大統領もまた、スカイニュースとのインタビュー時に、NATO首脳会議会場でトランプ大統領と会談する予定だと発言した。
その際ゼレンシキー氏は、「ええ、そのつもりだ。率直に言うと、私はどうなるかは知らない。チームがその作業をしている。ええ、私たちは会うつもりだ」と発言した。その際同氏は、チームが会談の「時間の作業をしている」と補足した。
記者から、トランプ氏がゼレンシキー氏とより、ロシアのプーチン氏とより良い関係を有していると思わないかと質問されると、ゼレンシキー氏は、「それは非常に複雑な質問だ。なぜなら、トランプ氏とプーチンとの関係を知らないからだ。(中略)私は、トランプ大統領は、ウクライナ人が米国の同盟者であること、米国の真の存亡に関わる敵はロシアdということを理解していると確信している。彼らは決して友人にはならない。彼らは短期的なパートナーとはなり得るかもしれないが、しかし、友人には決してならない」と発言した。
なお、ゼレンシキー宇大統領は、すでにNATO首脳会議会場に到着している。
写真:ホワイトハウス