本日、イスタンブルで第2回ウクライナ・ロシア代表団交渉開催
ウクルインフォルム
2日、トルコ・イスタンブルにて、ウクライナとロシアの代表団による第2回交渉が開催される。開始時間は現地時間の13時(東京時間の19時)、会場はチュラーン宮殿。
ウクルインフォルムの特派員が伝える。
なお、第1回交渉の際の会場は、ドルマバフチェ宮殿だった。
ウクライナのゼレンシキー大統領は1日、同交渉に参加するウクライナ代表団の構成を確定した。団長は、第1回同様ウメロウ宇国防相が担う。
また同日、ゼレンシキー大統領は、ロシアとの交渉に関して、ウメロウ国防相、シビハ外相、イェルマーク大統領府長官、情報機関や軍の代表者との会合を開いていた。
その他、ゼレンシキー大統領は、1日夜の国民向け動画メッセージにて、同会合につき、「私たちは、月曜日のイスタンブルでの会合から何を期待するかについて話し合った。私たちは引き続き、完全な無条件停戦と、公正かつ信頼できる平和を与え得るあらゆる正当かつ合理的な措置を提案している。私たちがロシア側に私他ウクライナの提案は、論理的かつ現実的だ」と伝えた。
また同氏は、ロシア側は準備したとする「覚書」案を結局誰にも渡さなかったとし、ウクライナ側もトルコ側も米国側も同文書を有していないと伝えた。
それでも同氏は、ウクライナは和平への道における少なくとも何かしらの進展を達成するよう試みると発言した。
同氏はまた、同日シルシキー軍総司令官から、クルスク作戦をはじめとする前線の状況について報告を受けたと伝えた。その際同氏は、「私は、私たちの全ての部隊に感謝している。陸上の強靭性も敵領の作戦も同様に重要だ」と発言した。
写真:AA